この事業を始めた理由
代表の脇田は、児童相談所の虐待対応の現場で15年以上、2000人を超える子どもたちの生活指導に携わってきました。そこで目の当たりにしたのは、困っている本人だけでなく、保護者や支援者までもが疲弊していく現実、そして制度の狭間で誰にも気づかれないまま孤立していく人たちの存在です。「支援の空白」を埋め、職域や管轄を越えて社会全体で包括的に支えるネットワークをつくりたい——その思いが、このサービスの出発点です。
訪問看護が来ない夜も、誰かに話したい気持ちは生まれます。その時間にそっと寄り添い、危険なサインは担当の看護師へつなぐ——そんなAIチャットサービスをつくっています。
精神科訪問看護は多くの場合、週1〜数回・1回30〜60分ほど。手厚い支援の一方で、残りの160時間以上を利用者さんはひとりで過ごします。
夜中に不安で眠れない。でも、緊急の連絡先を使うほどではない気がして、朝まで我慢してしまう。
「看護師さんを呼ぶほどじゃないけど、誰かに話を聞いてほしい」——その気持ちの行き場がない。
我慢が積み重なった結果、次の訪問時には状態が大きく崩れてしまっていることも。
代表の脇田は、児童相談所の虐待対応の現場で15年以上、2000人を超える子どもたちの生活指導に携わってきました。そこで目の当たりにしたのは、困っている本人だけでなく、保護者や支援者までもが疲弊していく現実、そして制度の狭間で誰にも気づかれないまま孤立していく人たちの存在です。「支援の空白」を埋め、職域や管轄を越えて社会全体で包括的に支えるネットワークをつくりたい——その思いが、このサービスの出発点です。
AIが支援者の代わりになるのではありません。支援が届かない時間の「話し相手」となり、専門職が関わるべき場面を見逃さずエスカレーションする——人の支援を前提とした設計です。
MVP(試作版)が完成し、実証に向けて開発を進めています。
短い言葉で相手のペースに合わせて応答。励まし・指示・診断をしない「寄り添い専用」の設計です。
実装中「消えたい」などの直接的な言葉だけでなく、「もう限界」「誰もわかってくれない」といった仄めかしも3段階の深刻度で検知します。
実装済み危険サインを検知したら、AIは応答せず担当の看護師・スタッフへ即時通知。人の支援へバトンを渡します。
実装済み話し相手のキャラクターや口調を利用者さんが選べます。「推しに話す」感覚が、使い続けたくなる理由になります。
開発予定会話内容を外部のクラウドAIに送信せず、自前のAI環境で処理。プライバシーへの配慮を最優先しています。
設計方針エスカレーション履歴の一覧、検知ワードの管理、利用状況のKPI確認など、連携機関向けの管理機能を備えています。
実装済みこのサービスはまだ実証前の段階です。現場の声を聞かせていただける協力機関、そして「この人に話したら面白そう」という方へのご紹介を歓迎しています。
実証にご協力いただける訪問看護ステーション・支援機関を探しています。
こんな方がお知り合いにいたら、ぜひ脇田をご紹介ください。
脇田 僚太(わきた・りょうた)
大阪府中央子ども家庭センター虐待対応課にて、児童2000人以上の生活指導を担当。発達障害(自閉症・ADHD・学習障害ほか)の現場で15年以上の実践経験を持つ。虐待対応・障害者福祉の現場や家族の疲弊を目の当たりにし、困っている人と保護者・支援者を社会全体で包括的に支えるネットワークの必要性を強く感じて起業。制度の狭間で認知されていない貧困・孤立する人たちへの支援を行いながら、地域全体で職域・部署・管轄を越えた協力体制を築くため奔走中。